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「売れれば売れるほど、自分の目指すブランドではなくなっていくようで。ちょうどその頃つわりが重くて入院し、このままでは育児も仕事も楽しめなくなると感じました」。そして難産の末、感動的な出産。ヒトが生まれてくることの素晴らしさを形にして表現したい。そんな思いが、デザイナーとしての彼女を再び甦らせたのだった。
「使ってくれる人に喜ばれる物を作りたい」。彼女のデザインの根源は、ものづくりの真髄につながる。品物を受け取ったときのワクワク感、使っているときの安心感、さらに子どもが大きくなって使い終わった後の再加工も考えているという。
「出産を経験して変わったことと言えば、環境のことを考えるようになったこと」。商品に環境についてのメッセージとエコバッグを添えたり、外出時にオムツや着替えを入れられるようなビニールバッグでラッピングしたり。彼女の発想にはムダがなく、クチコミやリピーターで確実に顧客は増えている。
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